電力通信管路の止水商品の販売

KDストッパー

ケーブル径・条数を問わない防水装置です。

  • KDストッパー

特徴

・地中線管路の管路口における、水の流入を防ぐ防水装置です。(耐水圧0.05MPa)
・エアーポンプを用いてチューブを膨らまし、管路とケーブルの隙間を塞ぎます。
・チューブには、発泡ゴム製のシール材が取り付けてあり、容易に撤去可能です。

サイズ

呼称 適用管路内径 d (mm)
KDストッパー 45 35 < d ≦ 45
KDストッパー 60 45 < d ≦ 60
KDストッパー 80 60 < d ≦ 83
KDストッパー 100 83 < d ≦ 106
KDストッパー 125 106 < d ≦ 131
KDストッパー 150 131 < d ≦ 156
  • KDストッパー

部品構成

  • 部品構成

①本体チューブ

②スペーサー

③サポート材

④充電式エアーポンプ

⑤先端コネクター

⑥カシメ工具

  • 部品構成

取付手順

取付手順

ストパック2100アクアストップ

漏水状態でも使える止水材です。

  • ストパック2100アクアストップ①

特徴

・漏水したままの管路でも止水が可能な注入式自己膨潤性防水材料です。
・様々な材質(鉄・コンクリート・PE・PVC等)に密着性が高く、止水効果を発揮します。
・加水分解せず半永久的に硬化しないため、撤去・再充填が容易です。
・管路口用の耐水圧は0.049MPa(0.5kgf/cm²)です。
 ※上記の耐水圧は、難燃モルタル併用時です。
・耐熱温度は50℃です。
・人体・環境にやさしい素材を使用しています。

 

  • ストパック2100アクアストップ①
  • ストパック2100アクアストップ②
呼称 用途 備考
①ストパック2100アクアストップ(310mlカートリッジ) 止水用 注入器用
②ストパック2100アクアストップ(2kg) 止水用 手詰め用
③難燃モルタル(500g入り) 耐水圧用  
④スポンジ(500mm×1m) バックアップ材  
⑤注入器(310ml用)※1   ①を使用する際の専用工具
⑥先端ノズル(310ml用)   ①を使用する際の専用工具
⑦フレキシブルノズル(310ml用)   ①を使用する際の専用工具
⑧ストパック2100アクアストップパック入り(300g) 止水用 手詰め用
⑨難燃モルタル パック入り(モルタル300g入り) 耐水圧用  

※1:注入器は1台の購入で何回でも使用可能です。
※使用する①~④、⑧~⑨の数量は、施工する管のサイズ、ケーブルのサイズ、条数(占有率)で異なります。お気軽にご相談ください。

【参考例】鋼管80A、ケーブル占有率30%のとき
①ストパック2100アクアストップ(310mlカートリッジ):1.5本
③難燃モルタル(500g入り):0.4個

  • ストパック2100アクアストップ②

概算使用量

※適用管路が鋼管の場合①
※適用管路が鋼管の場合
※適用管路がFEPの場合①
※適用管路がFEPの場合

開口部浸水対策工法

電気室等の重要設備を浸水被害が守ります。

  • 開口部止水①-1

特徴

・建物のピット・ダクト等の壁貫通の開口部を耐水化し、電気室等の重要設備の浸水被害を防ぐ工法です。
・既存設備を稼働させたまま浸水対策が行えます。
・簡単にケーブルの後入れができるため、増設にも対応可能です。
・本工法の導入により、電気設備の修繕・電気室の移設に掛かる手間やコストが抑えられます。

  • 開口部止水①-1

施工方法

津波等で建屋周りの水位が上昇すると、防水処理が不十分な場合、電気室等へ開口部からの浸水被害が考えられます。

開口部浸水対策工法②
開口部止水2

ケース①の施工手順

①開口部防水処理前

①開口部防水処理前

②樹脂製管路補修材

②樹脂製管路補修材
「CRK」でケーブルをまとめて、ステンレスバンドでCRKを締め込む

③DSモルタルで管路周りを充填

③DSモルタルで管路周りを充填

④非硬化防水材「ストパック」

④非硬化防水材「ストパック」でケーブル間を防水処理し完成

使用材料

樹脂製管路補修材CRK
樹脂製管路補修材CRK

半割構造で、既存ケーブルを管路内に収納するのに用いる

ステンレスバンド
ステンレスバンド

CRKの固定に用いる

DSモルタル
DSモルタル

CRKにて管路化した周りの防水材料として用いる

非硬化防水材ストパック
非硬化防水材ストパック

非硬化型防水剤で、この工法ではCRK内部の防水処理に用いる